来シーズンもパワーを発揮する場面が見られることになった。
 
 広島のオフコートキャプテン、青木保憲の残留が決定した。

 今シーズンは序盤~中盤にターンオーバーやパスミスといったミスを連発して出場機会を失っていたが、終盤になってきて積極的にシュートを狙ったり落ち着いた試合運びをできるようになったことで再び信頼を得て出場機会を増やした印象が強い。

 個人的には、3月にスターティング5として起用された辺りから本人のなかで何か変化があったのではないかと思っている。

 勿論寺嶋が代表帰りで出場できなかったことなどもあるが、あれから自信をつけて冷静な試合運びをできるようになった感が強い。

 そこを広島フロント陣が評価をして来シーズンの更なる飛躍に賭けたと感じる。

 PG陣は柳川を自由交渉選手リスト入りさせたとはいえルーキー井手も含めて3名いる現状を見ると、誰か1人は自由交渉選手リスト入りないしはレンタルにて移籍させ、その分誰か1人補強すると思っていた。

 そのなかで青木が契約継続となると、井手をどこかのチームでレンタル移籍の形を取って経験を積ませる間に中堅~ベテランPGを補強して寺嶋や青木のライバルとして君臨する、もしくは試合を落ち着かせる役割を担わせるのかなと感じている。

 どちらにしても青木が更なる飛躍を遂げて寺嶋を刺激し続ける存在として居続けてもらえると理想だと感じる。

 オフコートキャプテンとしてベンチから盛り上げている彼を今後も見られることはとても嬉しいわけで、来シーズンは更に存在感を増してほしいなと思う今日この頃である。



 そんな中、自由交渉選手リスト入りの選手は今日も相次いだ。

 本日時点での自由交渉選手リスト入り選手は下記の通りである。


 このなかでは、アルバルク東京のジョーダン・テイラーと京都ハンナリーズの細川、千葉ジェッツの藤永、横浜のレジナルド・ベクトン、新潟のジェフ・エアーズが気になるところである。

 特に細川は187センチ92キロと恵まれた体格を誇る25歳のSGであり、広島としてはとても魅力的な選手である。

 というより広島戦で彼が活躍するシーンを何度も見たため印象に残っているわけだが、どちらにしても広島が欲しい選手の1人ではないかと思うので、今後の行方を見守りたいところである。

 千葉の藤永もディフェンシブなPGを欲しがるチームでは重宝されるのではないかと思っている。

 今シーズンは大倉が台頭したことで出場機会を減らしたが、流れを変えられるディフェンスはとても魅力的であり、年齢も30歳とまだまだ活躍できる年齢である。

 今後の行方に注目したい。

 テイラーはオフェンシブなPGを求めるチームが、ベクトンはインサイドを強化したいチームが、エアーズは外からも内からも攻撃できるインサイドを求めるチームに需要がありそうだ。

 ただ、ベクトンは3Pがない上にフリースローが苦手、エアーズは35歳という年齢の面を考えると厳しいところはあるが、リバウンドに対する強さはどちらも持っており、欲しがるチームは間違いなくあるはず。

 彼らの今後もしっかりと見守りたいところである。

 広島は朝山、船生、佐土原、井手の情報がまだ出ていない。

 朝山に関しては1番最後に発表となるだろうから、船生、佐土原&井手の順番で発表されるのではないかと思っている。

 佐土原は残るとして、船生をどうするかで今後の補強展望が見えてくるのではないかと思っている。

 そこの辺りは明日の午前9時以降のドラゴンフライズTwitterを抜かりなくチェックしたいところである。

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